桜鱒の子桜背負う
2012年 04月 29日
割と早起きしたのに、ぐぞらぐぞらとしていて、家を出ようとしたのが10時かな。
犬が尻尾振ってたのをみて、気の毒になったので散歩に連れて行ってあげることにする。
自分たちのちょっと先に、かわいい女子高生ぐらいの子がやはり犬の散歩をしていた。上下スウェットで。
おっさんはそういうのは如何なものかと思うタチだし、小綺麗にしてればもっと可愛らしいのに、勿体ねーよなーとかぼんやり考えていた。ちなみに、そんな自分は釣りに行く出で立ちなので、キャップに、スポーツタイプの偏光グラスに、化繊ロンT(乳首が浮くが、気にしない(笑))に、Giパンツに、サンダル。どっちもどっちかもしれない。
ウチの犬は道草食うのが好きだから、大分ゆっくり行くと、彼女らが戻ってきた。俺が犬を押さえて頭を撫でて、宥め賺していると(すぐ興奮しやがるので)、何と彼女は「こんにちは〜」と挨拶してくれたではないか。
自分も慌てて挨拶をし返す。
釣り場ではよく挨拶するけど、あんなお嬢さんに、そんなカッコのいかついオッサンが挨拶するのは気分宜しくないかもね、とか思っててすいませんでした。
実に、心根の美しい女の子だったのである。益々そんな格好は勿体ないと思った。オッサンは。
あと、犬押さえてたから挨拶してくれたのも分かっているけど、結構気分が良かった。
気持ちよく釣りに行ける。
これは大事なことよ。
川に出てみると結構寒い。
水がひゃっこいのだな。虫も居ない。
でも、ちょっとやってるとライズしたのがいたから、流すとすぐヒット!
魚も体力ついてきたのか、ものすごく引く。
ネットインすると、流れてきた桜の花弁も一緒におさまった。
その後ちっこいのを数尾釣る。まぁまぁのもいたけど。
ちょっと休憩したりしていると、気温がぐっと上がってきた。
するとオオクマも出だす。
日差しも出てきて、ライズも出てきて。
なんだかんだした後は、土手でコーヒー飲んでゆっくり過ごす。
こんなにいい気分になれることってそんなにないな。
普段はやらない区間に入ってみる。
するとフラットめの筋で、石が絡んでいるようなとこでは何かしら反応があって、1時間で5尾ぐらい釣れたかな。みんな良く引くし、楽しかった。
すっかり暗くなったあたりで、いつものイブニングポイントに行くと、何かのダン、スピナーなちょろちょろして、ガボガボやってるヤツがいる。
それっぽいのをすっと通すと、反応があったりなかったりする。
食ってきても弾くカンジで、要はアワセが良くない。ドリフトかフライがマッチしきってないってのもあるのかもしれないが。
狂奔気味のヤツがいたから、フラッタリングさせるとドッパーン!ってカンジでデカいのが出た。
当然すっぽ抜けたんだけど、アレは勿体無かったなぁ。
まぁそんなこんなで楽しいいちんちであった。
今日もいい日に!
by rudefisher
| 2012-04-29 08:40
| フライフィッシング